スウェーデンには、犬(生体)を扱うペットショップがありません。
ペットショップ自体、日本と比べると少ないようです。
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犬は知り合いから譲り受けるか、直接ブリーダーから購入すると言うのが一般的だそうです。
かと言って誰もが犬を飼えるわけではなく、ブリーダー、もしくは犬の所有者は、この犬を責任を持って飼える人であると認めた場合でしか犬を譲ってくれないそうです。
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スウェーデンの方達は、犬をペットではなく“ともだち”だと思う気持ちが強いと聞きました。
犬の躾をする前に、犬にとって幸せに暮らしていける環境であるかどうか、犬をよく理解し、犬を尊重するという事をオーナーとなる人に学んでもらう必要があると言うのです。
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Mats先生ご夫妻も、トレーニングに来ているオーナーさん達も、街を散歩している人々も、愛犬に対してとても静かに語りかけるように話をしていました。悪いことをすれば低い声で、褒めるときは優しい声で、声のトーンと表情で犬は素早く飼い主の言葉を理解しているようです。
“ペット”ではなく“ともだち”だと言うこと、深い信頼関係を持てたら言える言葉なのかな・・・と思いました。